まいどどうも、加賀だ。
赤城ですわ。
現在、裏でとある企画が進行している。我々がパワプロの世界に飛び込んでペナントレースに参加したらどうなるか…という企画なんだが…。
へぇ〜、面白そうじゃない。…今回の記事はそれじゃないの?
ああ、愚痴回だ。
…穏やかじゃないわね。一体何があったの?
まずこの企画のために…当然、サクセスをやるわけだ。投手加賀、投手赤城をそれぞれ作り出さなければならない。
どっちも投手で行くのね。
あぁ…、それで、久々のサクセス一発目で無事私が生み出されたわけだ。変化球も球速もスタミナも優れ、おまけに「勝ち運」という稀少な能力まで手に入れることができた。
理想的な先発投手として、パワプロの世界に転生できたというわけね。
…問題はお前だ、赤城。
…えっ何?私…?
赤城…ハッキリと言わしてもらうが…、お前は呪われている。
どういう意味よ!?
まず…至ってスムーズに投手加賀が生み出され、次は投手赤城を生み出す番となったわけだ。先発としてバランスよく育てられた私に対し、赤城はセーブ狙いとして球速、変化球メインで育てられることになったのだが…、
うんうん、
…序盤の内に、肩やひじに爆弾を抱えまくったんだ。
ミ ッ ド ウ ェ ー の 悪 夢
サクセスやったことのある方ならわかると思うが…、序盤に爆弾を抱えてしまう=ほぼほぼ詰みだ。
それで何度も何度もやり直しを重ねることになって…、気がつけば日付が変わっていた。
えぇ…(困惑)
そんな中、良い感じに進む世界線もあったんだ。何とか爆弾を抱えずにいくつもの試合を終え、主人公もどんどん育っていった。…直前からやり直しできるよう、一試合終わるごとに「セーブして終わる」を押し、選択画面に戻っては続きから再開した。
爆弾怖いものね…。
話は変わるが…今作のサクセスでは、主人公に入院中の妹がいるという設定で進行していくんだ。試合で活躍して妹を元気にさせ、最後のお願いを叶えて退院させることで、魔球やらレア能力やらを得ることができるんだ。
私にも妹がいて、最後は元気に外を駆け回ってくれたものだ…。
あなたの妹…土佐かな?
それで…妹の退院につながる最後のお願いとは、次の試合で三振を10個取ることなんだ。
えっそれキツくない?
一見そう思うかもしれないが、当時のパワプロは高めに投げるとバッターが振ってくれるという仕様があった。
意外とガバいのね。
話を戻すが、来たる運命の試合…投手赤城は前回の試合でも、三振を15取っている。
だったら大丈夫でしょ。風呂行ってくるわ(フラグ)
…CPUがやけにシビアで、なかなか振ってくれなかった…。
結局、奪三振8個止まり…、妹退院させられず…。
私にどんな変化球を覚えさせる予定だったのか知らないけど、妹退院させれなかったら確かに致命的ね…。
だが、その試合直前にも「セーブして終わる」してるからな。一旦リセットして、やり直そうと試みたんだ。
そうよそうよ!セーブしたところからやり直せば…!
…当時のパワプロの仕様なのか、データが丸ごと消し飛んでいた。
えぇ…(困惑)
今まで順調に行ってたのが、全部水の泡というわけだ…。そして一つだけ分かったのは、今作ではセーブもあてにならないということだ。下から「ご飯よ〜」って呼ばれて、「今途中なのにやばい!」って時だけのものであって、伝ポケ捕まえる前の保険にはならないというわけだな。
爆弾抱えても終盤で何かトチっても、最初からやり直さなきゃいけないというわけね…。指揮官はセイレーンか何か?
そんなことを繰り返してたらな…序盤でダイジョーブ博士に出会い、成功率70%の回復治療を成功させ、ケガのしにくさに影響するタフ度を最高まで上げることが出来た。
おっ?なかなかやるじゃない。
数日後、またダイジョーブ博士に出会った。今度は新薬を開発したので試してみるかい?と言われたので、一か八か飲んでみることにした。…するとまたもや成功し、「ケガしにくい」を会得。
おぉ!序盤でそれは嬉しいわね!
その数日後、また博士に出会った。そしてまたまた新薬があるというので、意気揚々と飲んでみることにした…。
また嬉しいことが起こると良いわね。結果は?
…主人公バターンッと倒れ、「ヤッパリダメデシタカー」とその場に放置…。
…へ?
クスリの副作用として、「ケガしやすい」を会得…。
…えっ?えっ?さっき「ケガしにくい」になったはずじゃあ…、
見事に上書きされ、以降全ての練習メニューの故障率が増加しました。
…えぇ…(困惑)
その後、比較的故障率の低い遠投をやった瞬間、バターンッ!!
ケガで入院生活を送ることに…、その間選べるコマンドは、「ケガを治す」のみ…、
「ケガを治す」…、「ケガを治す」…、…、「お兄ちゃん、お見舞いに来てくれないね」
あっ…(察し)
妹の病気が悪化したのでした…。
その後も不運は続き…、爆弾抱えるわ、試合で炎上して妹の病気悪化するわなどで、気付けば夜明け。
どんだけやってんのよ!!
結局、10時間ほどやってたと思う。…一試合につき10個三振取ってて、多い時で18個の時もあった。…お前が完成するまでに、700三振は取ってるんじゃないか?
沢 村 賞 4 回 分
もちろん順調に進み、妹を退院させることができた世界線もあった。社長室にボール投げ込んだことで「一発病」が付いてしまうが、球速も160キロに迫るなど順調だった。
一発病は痛いけど、なかなか順調ね!
そして最後の試合直前、この練習が最後となる時…、体力ゲージは少なく、疲れが溜まっていた。
だが、160キロに届くためには筋力が必要…、シャドウピッチング見てみたら、「故障率8%」
この8パーさえ引かなければ、球速160キロ投手…、最後の練習だぁああーーーッ!!
いっけぇーーーっ!!
その時…バターンッ!!
…へ?
主人公、ケガで入院…、矢部くんが「しっかりするでやんすー!!」と呼びかけているのを、呆然と見つめる指揮官…。
えぇ…(困惑)
結局最後の試合に出られず、妹がお見舞いに来る…。指揮官も初めて見たシーンだが、妹が一人で帰る途中、物惜しそうに「ご褒美があったんだけどな〜…」
そのご褒美の価値を知っているから、余計に哀愁漂うわね…。
そして入院したまま、球団社長からの知らせをナースが代わりに読み上げる…。「来年から一軍にいけえええぇぇぇぇい!!!」
…。
画面の前の指揮官…、「行かせられるかあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッッ!!!!!!」
マジギレしてるわね…。
そして…20年モノのおじいちゃんPSの、コントローラーをバァーーン!!投げつけてた。お年寄りは大切にしろ。
…お年寄りは関係なくない?
…赤城。
…はい。
勝手に呪われるのやめてくれないか?企画が進まないじゃないか…。
知らないわよ!!私なんにも悪いことしてないし…!なんなら一番の被害者なんだけど!?
お前、球界に恨み買うようなことでもしたんじゃないか?長嶋邸に爆撃機飛ばしたり…、
するわけないでしょ!!
…とにかく、指揮官が言うには「赤城は呪われた名前」だとよ…、もう2度と、赤城という選手を作りたくないそうだ。
んもう何なのよ!私の全く知らないところで私の名前を冠する選手が次々不幸にあって、そのせいで指揮官様にも嫌われて…もうメチャクチャよ!!
とりあえず赤城…、明日辺り、お祓いに行ってこようか…。
…九尾の狐がお祓いに行くって何なのよ。ゲームの中のことだし、ほっとけば良いでしょ。
だがこのままでは九尾の狐ならぬ、「球技がキツめ」と呼ばれてしまうぞ。
全然上手くないわよ…。